Q.夏場では、どの位保存できるの?

 

拙者はおひつ侍 原 壱輩でござる。

本日はご購入を検討されているお客様からのご質問にお答えさせて頂いたのでござる。

 

お尋ねの内容は、

「夏場 室温が30度程度までの場合、どの位の時間保存できるのか?」とのお問い合わせでござる。

お答えさせて頂いたのは以下の様な内容でござる。

 

「夏場や梅雨時の保管についてですが、室温が30℃程度までとのことですが、梅雨時や真夏でも“24時間程度はおいしく”保管できると思いまする。

日頃当店では、9:30頃炊き上がりましたご飯をおひつに入れ、
その後、試食をしながら昼食、夕食と常温のまま食べまする。
食べてもまだ残る場合があり、そのまま置いて翌朝朝食に食べまする。
(その際は冷えているので、お茶碗によそいレンジで加熱しまする)
さすがに、そのまま室内に置いて夕方まで置くと、臭いが気になり出しまする。(2日目)
この様な事から、24時間程度までは、夏場でもほぼ問題無く保管できると思いまする。」

 

一般的に現代のご家庭ではクーラーも使用されるため、夏場でも概ね30度を超える事は少ないのではと想像いたしまする。 (無論、異なる場合も在ることとは存ずるが、)

この温度であれば、おひつの抗菌作用もあり、十分保管出来ることと存ずる。

 

おひつは「さわら材」を使用している場合が多いのでござる。

この「さわら材」には、木のヤニ分が有るのでござる。 この“ヤニ分”に抗菌作用があるため、ごはんの保管に合うのでござる。

 

木製品を古来より生活に使用してきた先人の知恵に感謝でござる。

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